愛知県安城市「テクノ・マエザワ」のUHMW-PE樹脂静電気防止ライナーは、本格取付ボルトの交換時間短縮などの工夫を行った優れた製品です。

UHMW-PE樹脂静電気防止ライナー
A. 本格取付ボルトの本数が多く、交換に時間がかかる
B. 本体ドラム壁と樹脂の間に砂が潜る
C. 本体ドラム壁が腐食して樹脂となじまない
D. 分割が大きいため、小さな破損でも1枚単位の交換となる
E. 側板を抑える金具(消耗品)が多い
F. 現場施工のため、樹脂の厚みは10mmの仕様となる(10mm以上の厚みでは、本体となじまない)
・補強用裏打曲鉄板+樹脂15mm
・曲鉄板は、あらかじめロール加工を施すことで、あらゆる機種に対応
・側板押さえ金具が不要なため、消耗品が要らない
・側板の本体取り付けは、1枚につき4箇所のボルトで固定
・各ライナーは共通部品のため、上下入れ替えが可能
・鉄板+樹脂20mm
当社では、排出口に特殊樹脂Oilonを使用しています(大型混練機除く)。この部品は、8本の独自に設定した角度で構成され、砂かみおよび砂漏れを防止しています。特殊樹脂は、SS及びS45Cの材質に比べ、3~4倍の耐久性を持ちます。
また8本は単品での交換も可能であり、あらゆる機種に応じたパーツ品を用意しております。施工後ツメ栓を施すため、取り外しは簡単にできます。
一方、大型混練機では従来通りSS材の金具を使用しておりますが、
底板に厚みに合わせて16mm⇒19mmにグレードアップしております。
DE-22 樹脂ライナー工事
Jaya Indah Casting にて
DE-22 床・壁(樹脂製)ライナー
テクノ・マエザワ製  工場にて完成全体図
MS2G 底版・側版内張
新東製ミックスマラーMSG45/60
底板・側版樹脂ライナー